タウンジー

 

タウンジーは途中通ってきたインレー湖をは挟んで、カローという町の反対側の山頂近くにある街だ。タウンジーの意味は文字通りで言うと、ミャンマー語で大きな山と言う意味だ。この町も高地にあるせいか、涼しいのだろう。避暑地として発達ししてきたらしく、町はイギリス風のこぎれいで、豪華な建物が多い。町並みも清潔で、道路にはミャンマでは珍しい街灯も明るく輝いていた。岩肌が剥き出しになった山の頂上に登ると、やはりパコタがあった。インレー湖がある盆地が、雲の合間にかすかに見えていた。その景観は壮大で素晴らしかった。パゴタの仏像を拝む。昨日、インレーの仏像を見てから思っていたのだが、この辺りの仏像の顔はやさしい。日本の仏像にどちらかと言うと似ている様な気がする。後で聞いたのだが、シャン地方の仏像は、ミャンマーでも特殊らしい。日本人とシャン人の顔つきが似てるせいかも知れないと考えた。夜はこの町のシャン料理を堪能した。私のドライバーは食べ物屋を探すことに掛けては誰にも引けを取らない。街で聞き込んできて私に勧める。その勧めであるシャン料理の店に行ったのだが、美味しいのだろう人が後から後からやってくる。それにしてもこの国の人たちの食欲は棲さましい。洗面器くらいありそうな器に盛られたご飯を、あっという間にたいらげていた。ついでに言うと、この辺は美人も多いらしい。

険しい岩肌が覗くタウンジーの山頂
山頂にパゴタがあった。
山頂のパゴタから眺めたタウンジーの町と
インレーの盆地
タウンジーのパゴタにあったビルマ
では珍しい優しい顔の仏像
延々と続くシャン高原の畑

  

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