チャウンダー

 チャウンダービーチはヤンゴンから約4時間くらいの道のりだ。途中パテインの町を経由して行く。パテインの町を過ぎて、少し走るとフェリー乗り場がある。フェリーで渡ったころから道は狭くなり、荒野の曲がりくねった山道が続き、曲がるごとに、かかってくるGに耐えなければならない。道路にはカーブミラーが無いため、曲がるごとに鳴らすけたたましいクラクションの音にも耐えなければならない。そうして狭い道を1時間半ほど走るとやっと到着する。車に弱い人には相当つらい旅になるに違いない。ビーチには高層のホテルはない。全てがコテージ式のホテルだ。ホテルごとにガードマンが居て警備してるので、ビーチに出るのも安心で、全てのホテルの目の前がビーチと言うロケーションも良い。ビーチは広く、人も少ないのでのんびり出来る。不思議なことにこの国の人達は日中の暑い時間には泳がない。夕方3時を過ぎて、日が翳り始めると人がポツりポツリと浜辺に集まってくる。私が行ったのは1月と5月だが、5月のビーチには、サーフィンをやる人なら喜びそうな良いウエーブが立っていた。市場に行くと早朝なら新鮮な魚が一杯置いてあった。海老を置いてある生簀にも案内してもらって見たが、大きなロブスターが溢れんばかりに買い手を待っていた。ホテルで食べた魚も、蟹も、美味しかった。沈む夕日を部屋のベランダで眺めながら取る食事は、結構贅沢な気分を味あうことができた。相手しだいでは相当良い雰囲気を醸し出してくれるに違いない。
 鉄道の鉄橋も列車が通らないときは橋の替わりになる。
 フェリーから出てくる車。
フェリーの物売り娘、カメラを向けられはにかんでいた。
海から見たチャウンダービーチ。殆んど人は泳
いでいなかった。
この頃はタイヤのチュウブを浮き袋に使っていて、借りのに1時間500チャットぐらい払ったような気がする。

  

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